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はじめてのITインフラ

こんにちは、熊本事務所の萓嶋です。 先日、熊本事務所で新人向けにITインフラについての勉強会が行われました。 初めは難しそうでとっつきにくいイメージがありましたが、勉強してみると思っていたより 難しくなく、ある程度理解できたように思えます。 今回はその復習も兼ねて、ITインフラについて簡単に説明したいと思います。 ----------------- そもそもインフラとは? インフラストラクチャーの略で、下部構造のことを指します。 例えば社会インフラであれば道路や水道など、社会生活を支える基盤のことを指すので、 イメージしやすいと思います。 それをITに置き換えると、アプリケーションを動作させるための下部構造がITにおけるインフラとなります。 このITインフラはパソコンやサーバなどのハードウェアと、 OS(Windowsなど)やミドルウェア(DB製品など)のソフトウェアに分けることができます。 どちらもアプリケーションの開発には不可欠な基盤となる要素です。 ----------------- 実際のシステムにおけるITインフラの例は? 企業における一般的なシステム構成として、「クライアント・サーバシステム」があります。 この中でも、クライアントがWEBブラウザを使用するシステムを「Webシステム」と呼び、 これは「Web3層構造」というもので構成されます。 Web3層構造は以下の3つから成り立ちます。これらがITインフラ要素です。 ・Webサーバ APサーバからもらった動的コンテンツとともに、画像などの静的コンテンツを表示する。 ・APサーバ 動的コンテンツを提供する。主にアプリケーションを実装する。 ・DBサーバ データを提供する。APサーバからの要求に従ってデータを返す。 紹介したのはごく一部ですが、上記のようなハードウェアやソフトウェアからなるITインフラ があって初めて、アプリケーションを作ることができます。 ------------------- 効率的に使う方法 業務運用する場合、「仮想化」すればこうしたITインフラ要素を効率的に使うことができるようになります。 例えばサーバを仮想化するとすれば、1台の物理サーバに複数の仮想サーバを作成できます。 こう