就活でMOSは役立つのか

こんにちは、熊本事務所の清島です。

今日はタイトルにもあるようにMOSについて就職活動時の目線からお話しようと思います。

私が就活を行ったのは一昨年ですが、この時のことを振り返るきっかけになったのは
今年就活の弟に「MOSの資格について取得したほうがいいのか」と聞かれたからです。

そもそもMOSとは、マイクロソフトオフィススペシャリストの略で、
Officeアプリケーションの操作に関する国際資格のことです。
公式ホームページ https://mos.odyssey-com.co.jp/

私はワードとエクセルのどちらも上級コースを受験しました。
受験の理由としては
・自動車運転免許しか資格を持っていなかった。
・学校で講座、試験を受けることができた。
・恐らくどの業種でもPCは使うことになるのでアピールしやすいのではと思った。
・既に一般コースを受けていた友達からおススメされた。

試験はPCを使って行い、結果も終了後にその場で表示されます。
結果を見に行く、結果が届くのを待つ、がないのでお手軽だと思います。
また、試験内容も勉強したことを覚えてさえいれば比較的簡単に合格することができます。

おかげで履歴書の資格欄が空欄になることは避けられましたが、今年改めて弟に質問されて
あの受験は必要だったのかと思い返しました。

ここから先は私個人の意見になりますが、
私の就活ではこの資格が有利に働くことはなかったと思います。

受けた業種にもよるのでしょうが、面接で資格の有無について尋ねられることは少なく、
また、MOSのことを知らない人事の方もいらっしゃいました。

あくまで私が受けた業種での話なので業種、職種によっては重要度が変わってくるかもしれませんが、
この資格があることをアピールポイントにしたり、自己PRのネタにすることは難しいと思います。

しかし、資格があることで日常で使う程度の知識はあると言うことができますし、
勉強して、試験を受けることが、一通りの機能を覚えるいい教材になると思います。
(試験後忘れてしまったことも多いですが……)

例えばエクセル上級の試験ではグラフ、表の作成や関数を正しく使うことなどが出題されます。
簡単なマクロ作成問題などもあり、これらの知識は事務系の仕事をする人たちは
重宝するのではないかなと思いました。
また、ワードでもただ文書を作るだけの時には使わない機能でイベントのチラシなど、
保育園のように実務とパソコンが一見関係ないような業種でも幅広く役に立ちます。

Office製品の操作を覚えたい人、PCに不慣れな人には、チャレンジしやすい資格だと思います。
興味がある方、履歴書が空白になりそうな方は受けてみてはいかかでしょうか。

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